かつてウォーレン・バフェト氏が「私の15%はフィッシャー、
85%はグレアムで出来ている。」と語ったと言われる15%の方の
フィッシャー氏の著書です。
内容的には実践的な株式売買のノウハウ本ではなく
まず最初の3分の1が投資先企業を見極めるための15ポイントに
割かれていて、それから売買のタイミング、著者の経験も交えた
売買のコツと続いて行きますが、全体的にはバフェット氏と同様に
長期投資に重点を置いた本になっています。
しかし著者自ら語っている様に個人投資家レベルですと
この本の通りに投資先企業を見極めようとすると膨大な時間と労力
が掛かってしまうとあります。
それでも株式投資に関わる人ならば十分に読む価値のある本だと思います。
ただひとつ残念なのは、監修者が原書には無いのに本文を「ロッドマン化」してしまった
所です。声を大にして言いたい箇所が太字と大きなフォントで表現されていますが、
むしろ安っぽくなった感じがします。また所々に「NOTES」と監修者のコメント
が挿入されていますが、原書に茶々を入れる感じがしてあまり好きではありませんでした。
チャールズ・エリスが選ぶ大投資家の名言
チャールズ エリス日本経済新聞社
日本経済新聞社
有名な投資家などの名言(というより原稿)を集めて紹介したもの.かなり古い時代(コンピュータやインターネットと無縁な時代)の言葉にバイアスがかかっている.文句無しの文章を厳選して集めたというよりも,幅広く集めることを優先している感がある.バフェットやケインズが入っているのは当たり前だが,例えばピーター・リンチの言葉は入っていない.アダム・スミスによる価格と価値との違いの指摘や童話「裸の王様」は収録されている.
妄想まじりのものから洗練されまくった名言まで幅広く掲載されており面白い.妄想も別に著者の知的水準の低さを表しているわけじゃないので,時代背景や当時利用できた道具を頭に浮かべて読んでみると得るものがある.一つ一つの原稿が独立している上に短いので読みやすいのもよい.どの言葉においても冷静であることの重要性が共通して強調されており,本書の第一の意義は「ざっと読んでみると面白い」であり,二番目の意義は「冷静であるとはどういうことか」への様々な角度からの説明が与えられていることだと言えるだろう.
運で勝とうとするのは危険、頭脳で勝つためにはバフェット並でなければならない、体力で勝とうとするのは不毛な戦い、忍耐力で勝負するのが現実的。リスクとは値下がりではなく重要な出費に耐えられなくなること。従うべき方針がわかっていても長期にわたって従える人は少ない。とくに心に残ったのはそんな言葉。
妄想まじりのものから洗練されまくった名言まで幅広く掲載されており面白い.妄想も別に著者の知的水準の低さを表しているわけじゃないので,時代背景や当時利用できた道具を頭に浮かべて読んでみると得るものがある.一つ一つの原稿が独立している上に短いので読みやすいのもよい.どの言葉においても冷静であることの重要性が共通して強調されており,本書の第一の意義は「ざっと読んでみると面白い」であり,二番目の意義は「冷静であるとはどういうことか」への様々な角度からの説明が与えられていることだと言えるだろう.
運で勝とうとするのは危険、頭脳で勝つためにはバフェット並でなければならない、体力で勝とうとするのは不毛な戦い、忍耐力で勝負するのが現実的。リスクとは値下がりではなく重要な出費に耐えられなくなること。従うべき方針がわかっていても長期にわたって従える人は少ない。とくに心に残ったのはそんな言葉。
賢人達の投資モデル ― ウォール街の伝説から学べ (ウィザードブックシリーズ)
ニッキー・ロスパンローリング
パンローリング
米国の著名な投資家について、その投資スタイルや経歴などをわかりやすく紹介している。
個々の投資家それぞれについて、投資家自身が書いた著作や紹介本が多数出されているので、この本で興味をもったらそれぞれ他の著作にあたるとよい。私はフィッシャーの本が好きである。
個々の投資家それぞれについて、投資家自身が書いた著作や紹介本が多数出されているので、この本で興味をもったらそれぞれ他の著作にあたるとよい。私はフィッシャーの本が好きである。
深みがないといえばそれまでだが、債券投資のあり方や投資指標についての紹介なども盛り込まれ、入門書としての性格が強い本だと思う。そういう意味では読みやすく、また、ためにもなると思われる。
達人たちの投資秘術
チャールズ・E. ビバン日本短波放送
日本短波放送
¥ 2,310
通常4~6日以内に発送
並んでいる本の中で、一際目立ったので手にとった。同じような本が沢山出ているので、目に付いたものを手にとる習慣があるようだ。内容的にも満足だ。作り手というかスタッフの熱意が込められている本が最近少ないですよね。